デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国義」の解説 国義 くによし 1646-1698 江戸時代前期の刀工。正保(しょうほ)3年生まれ。筑前(ちくぜん)福岡の信国吉助の子(一説に信国吉政の次男とも)。江戸に出,盛岡藩主南部重信(なんぶ-しげのぶ)のお抱え刀鍛冶(かじ)となり,天和(てんな)元年盛岡に移住した。銘は「源国義」など。2代義国,3代義正とつづき,明治維新まで8代をかぞえる。元禄(げんろく)11年11月1日死去。53歳。姓は新藤。通称は治(次)郎兵衛。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例