山信村(読み)やまのぶむら

日本歴史地名大系 「山信村」の解説

山信村
やまのぶむら

[現在地名]芦辺町住吉すみよし 山信触やまのぶふれ

住吉村の東にあり、住吉村または湯岳ゆたけ村枝郷。正平二四年(一三六九)の壱岐神領図(壱岐史拾遺)では国分こくぶ天満宮の社領六四町のうちとして山信村とあり、同年とされる壱岐国七社神領敷地定書(同書)では塩津留氏の領知とする。「海東諸国紀」では壱岐一三里の一つとして「也麻老夫九十余戸」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android