山切村(読み)やまきりむら

日本歴史地名大系 「山切村」の解説

山切村
やまきりむら

[現在地名]清水市山切

杉山すぎやま村の南、山切川中流域に位置し、南はくさ村、西ははら村。代々石切棟梁を勤めた当地の青木家は戦国時代に朝比奈信置に招かれて当地に移ったといい、信置は元亀三年(一五七二)三月一二日には「石工左衛門五郎」に庵原西方にしかたのうちで五貫文を与えている(「朝比奈信置判物写」青木家文書)。文禄二年(一五九三)四月三日横田村詮は石切青木市右衛門に対し、屋敷年貢を従来どおり免じ、駿河国内の石切棟梁として城の修築、河川工事の課役を負担するように命じている(「横田村詮石大工補任状」青木文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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