山医者(読み)やまいしゃ

精選版 日本国語大辞典 「山医者」の意味・読み・例文・類語

やま‐いしゃ【山医者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 医業ほかに、土地周旋などをする者。
    1. [初出の実例]「傍で聴く者があらばやまいしゃとぬかすでごさらう」(出典:滑稽本・人心覗機関(1814)上)
  3. いんちき医者
    1. [初出の実例]「其中にもすぐれて悪(にく)むべきは、山医者(やまイシャ)といふべきものあり」(出典談義本・教訓雑長持(1752)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む