山彦八重子(読み)やまびこ やえこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山彦八重子」の解説

山彦八重子 やまびこ-やえこ

1879-1946 明治-昭和時代の浄瑠璃(じょうるり)三味線方
明治12年11月3日生まれ。5代荻江(おぎえ)露友の姉。河東(かとう)節。山彦秀翁(11代十寸見(ますみ)河東)にまなび,「下谷のお八重」の名で知られた。また荻江節荻江ひさにまなび,荻江章(のち露章)を名のった。昭和21年1月6日死去。68歳。愛知県出身。本名は佐橋しやう(章)。作品に「玉菊」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android