山彦八重子(読み)ヤマビコ ヤエコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「山彦八重子」の解説

山彦 八重子
ヤマビコ ヤエコ


職業
河東節三味線方 荻江節唄方

本名
佐橋 章(サハシ ショウ)

別名
別名=荻江 章(オギエ ショウ),荻江 露草(オギエ ロソウ)

生年月日
明治12年 11月3日

出生地
愛知県 名古屋市

経歴
河東節を山彦秀翁師事、山彦八重子と名乗る。また荻江節を荻江ひさに学んで荻江章を名乗った。晩年露章改名三味線名手として知られ、小唄も巧みで“下谷のお八重さん”として親しまれた。作曲に河東節の「玉菊」がある。

没年月日
昭和21年 1月6日 (1946年)

家族
妹=荻江 露友(5代目・荻江節唄方)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「山彦八重子」の解説

山彦 八重子
ヤマビコ ヤエコ

明治〜昭和期の河東節三味線方,荻江節唄方



生年
明治12(1879)年11月3日

没年
昭和21(1946)年1月6日

出生地
愛知県名古屋市

本名
佐橋 章(サハシ ショウ)

別名
別名=荻江 章(オギエ ショウ),荻江 露草(オギエ ロソウ)

経歴
河東節を山彦秀翁に師事、山彦八重子と名乗る。また荻江節を荻江ひさに学んで荻江章を名乗った。晩年露章と改名。三味線の名手として知られ、小唄も巧みで“下谷のお八重さん”として親しまれた。作曲に河東節の「玉菊」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山彦八重子」の解説

山彦八重子 やまびこ-やえこ

1879-1946 明治-昭和時代の浄瑠璃(じょうるり)三味線方。
明治12年11月3日生まれ。5代荻江(おぎえ)露友の姉。河東(かとう)節。山彦秀翁(11代十寸見(ますみ)河東)にまなび,「下谷のお八重」の名で知られた。また荻江節を荻江ひさにまなび,荻江章(のち露章)を名のった。昭和21年1月6日死去。68歳。愛知県出身。本名は佐橋しやう(章)。作品に「玉菊」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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