山本勘太郎(読み)やまもと かんたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本勘太郎」の解説

山本勘太郎(2代) やまもと-かんたろう

?-? 江戸時代前期の歌舞伎役者
初代山本勘太郎の門人。京坂の若衆方として人気があったが,山下才三郎(のち山下宗十郎)らの出現で人気がおちる。元禄(げんろく)8年(1695)立役(たちやく)に転じ,山本勘十郎と改名した。

山本勘太郎(初代) やまもと-かんたろう

?-? 江戸時代前期の歌舞伎役者。
中村勘太郎の門人。山本小勘を名のり,京都で若衆方として知られる。寛文元年(1661)勘太郎と改名して江戸にいき,古(いにしえ)伝内座で名をあげた。のち上方にもどり出家したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android