山本晃紹(読み)ヤマモト コウショウ

20世紀日本人名事典 「山本晃紹」の解説

山本 晃紹
ヤマモト コウショウ

大正・昭和期の仏教学者 龍谷大学教授。



生年
明治31(1898)年6月28日

没年
昭和51(1976)年1月18日

出生地
山口県

学歴〔年〕
武庫仏教中学校〔大正3年〕卒

主な受賞名〔年〕
大谷光照名誉総裁賞〔昭和50年〕

経歴
文部省教員試験合格後、千代田女子専門学校・武蔵野女子学院短期大学教授を経て龍谷大学教授に就任浄土真宗学僧として活躍し、昭和26年にはハワイの本願寺教団からの依頼で「真宗聖典」の英訳と編集に携わった。その他にも「歎異抄」「教行信証」「蓮如上人御一代記聞書」など浄土真宗の重要経典を翻訳し、これらの功績により50年大谷光紹名誉総裁賞を受賞。その傍ら、山口県宇部市の正善寺住職なども務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本晃紹」の解説

山本晃紹 やまもと-こうしょう

1898-1976 大正-昭和時代の仏教学者。
明治31年6月28日生まれ。浄土真宗本願寺派の僧。千代田女子専門学校,武蔵野女子学院短大教授をへて,昭和35年竜谷大教授。ハワイ本願寺教団からの依頼で真宗聖典を英訳。「教行信証」「歎異抄(たんにしょう)」なども訳した。昭和51年1月18日死去。77歳。山口県出身。武庫仏教中学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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