20世紀日本人名事典 「山本誠兵衛」の解説 山本 誠兵衛ヤマモト セイベエ 明治・大正期の実業家 松江商工会議所副会頭。 生年嘉永3年11月12日(1850年) 没年大正12(1923)年4月29日 出生地出雲国松江(島根県松江市) 経歴明治7年島根県松江では初の洋服・製靴業を開く。以来、松江実業界の重鎮として活躍し、19年有志と共に松江商工懇話会を設立。27年に松江商工会議所ができると、その初代副会頭となった。のち松江電燈会社・山陰貯蓄銀行などを創設し、43年には「山陰新聞」社長に就任。また、大正3年出雲今市〜雲州平田間を走る一畑軽便鉄道の創業に関与するなど、松江の近代化に果たした役割は大きい。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本誠兵衛」の解説 山本誠兵衛 やまもと-せいべえ 1850-1923 明治-大正時代の実業家。嘉永3年11月12日生まれ。明治7年郷里の島根県松江で洋服・靴製造業をはじめる。27年松江商業会議所を設立し副会頭となる。松江電灯,山陰貯蓄銀行の設立をはじめ,運輸,交通,新聞などの先覚的事業に参画した。大正12年4月29日死去。74歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by