日本歴史地名大系 「山東古墳群」の解説 山東古墳群さんどうこふんぐん 和歌山県:和歌山市河南地区奥須佐村山東古墳群天王塚(てんのうづか)古墳の五〇〇メートル東の同じ頂陵部に築かれた一五基の古墳と、天王塚古墳の南に延びる支脈に築かれた九基の古墳からなり、東山東(ひがしさんどう)・西山東地域に広がる。後者は砂羅(さら)谷の東方東西二キロ、南北三キロの範囲内に散在する。砂羅谷には須恵器窯跡群がある。この古墳群は径八メートルから一五メートル程度の墳丘の円墳で、主体部は横穴式石室。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by