山田鉱泉(読み)やまだこうせん

日本歴史地名大系 「山田鉱泉」の解説

山田鉱泉
やまだこうせん

[現在地名]黒部市山田

布施山開阿古屋野ふせやまびらきあこやののうち字稲荷山いなりやま清水が湧出していた。嘉永二年(一八四九)山田村兵三郎の妻がこの水で沸湯を試みたところ効験があった。村人にも入浴してもらったところ評判がよく、十二貫野じゆうにかんの当分肝煎五郎兵衛・同四郎右衛門・山田村肝煎庄左衛門ら一一人の百姓が、この地に小屋掛けの沸湯を始めることを奉行所に願出て許可された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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