沸湯(読み)フットウ

精選版 日本国語大辞典 「沸湯」の意味・読み・例文・類語

ふっ‐とう‥タウ【沸湯】

  1. 〘 名詞 〙 にえたぎっている湯。にえゆ。
    1. [初出の実例]「今世医家に泡(ひたし)薬の法あり。薬剤を煎ぜずして沸湯(フッタウ)にひたすなり」(出典養生訓(1713)七)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐張宗伝〕

わかし‐ゆ【沸湯】

  1. 〘 名詞 〙 火をたいてわかした風呂の湯。多く、天然温泉に対して、鉱泉入浴に適した温度まで加熱したものをいう。
    1. [初出の実例]「透き澄るばかりの沸(ワカ)し湯(ユ)身体を浸し温めて」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む