山糟庄(読み)やまかすのしよう

日本歴史地名大系 「山糟庄」の解説

山糟庄
やまかすのしよう

三箇院家抄(内閣文庫蔵大乗院文書)の応永一二年(一四〇五)の記録に「沢方分」として「山糟庄」がみえる。山糟庄には同年興福寺大乗院の支配が及び、興福寺の国民で現榛原はいばら町大字さわの在地武士沢氏の支配下に入ったことがうかがえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android