山背王(読み)やましろおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山背王」の解説

山背王 やましろおう

?-763 奈良時代公卿(くぎょう)。
長屋王藤原長娥子(ながこ)の子。長屋王の変に際し,母が藤原不比等(ふひと)の娘であったため罪をまぬかれる。天平勝宝(てんぴょうしょうほう)9年橘奈良麻呂の謀反(むほん)を密告して従三位となり,のち藤原弟貞(おとさだ)の名をあたえられる。天平宝字6年参議となった。天平宝字7年10月17日死去。

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朝日日本歴史人物事典 「山背王」の解説

山背王

生年生没年不詳
6世紀の皇族。欽明天皇と蘇我稲目の娘堅塩媛の子。山代王とも書く。

(増渕徹)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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