山野貝塚(読み)さんやかいづか

日本歴史地名大系 「山野貝塚」の解説

山野貝塚
さんやかいづか

[現在地名]袖ケ浦市飯富 山野

小櫃(おびつ)川下流右岸の台地に位置する縄文時代後期初頭から晩期前葉までの遺跡。イボキサゴ主体の東西約一二〇メートル・南北約七〇メートルの中央窪地型の半円状の馬蹄形貝塚。昭和四八年(一九七三)と平成四年(一九九二)に発掘調査された。クロダイを主とする魚類、イノシシ、シカを主とする哺乳類、ガン、カモ類を主とする鳥類など計四八種という豊富な脊椎動物の出土は、東京湾の奥と湾口の中間、海と山の中間という地理的位置をよく反映しているという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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