岐尼神社(読み)きねじんじや

日本歴史地名大系 「岐尼神社」の解説

岐尼神社
きねじんじや

[現在地名]能勢町森上

大明だいみよう山の南麓に鎮座する。かつては今西いまにしにあったが(摂陽群談・摂津名所図会など)、いつ頃現在地に移ったかは不明。祭神瓊瓊杵尊・天児屋根命・源満仲。旧郷社。「延喜式」神名帳の能勢郡に「岐尼キネノ神社」(一本では「キニノ」)と記される。きね宮・枳根きね大明神とも称し(摂陽群談)杵禰きねとも記した(摂津志)

創祀年代などは不詳であるが、伝えによれば延暦元年(七八二)の鎮座で、代々勅願所であったという(大阪府全志)。杵宮の社名は、岐尼神が初めて降臨したとき「土民臼の上に杵を渡し、荒菰を敷て」迎えたということによったと伝える(摂陽群談)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む