岡井村(読み)おかいむら

日本歴史地名大系 「岡井村」の解説

岡井村
おかいむら

[現在地名]鹿野町岡木おかき

木梨きなし村の北、勝見かちみ谷中央部の東山麓に位置する。北は梶掛かじかけ村。拝領高は三三九石余、本免は五ツ。藪役銀三匁五分が課せられ(藩史)、武田・浅賀・小泉・白井・沢の各氏の給地があった(給人所付帳)。「因幡志」では家数二三。安政五年(一八五八)の村々生高竈数取調帳によると生高三八〇石余、竈数二七。万延二年(一八六一)には異国船渡来の折に浜村はまむら御蔵(現気高町)の蔵米を(現同上)へ移すための駆付民夫九人の徴用が割当てられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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