岡原観音堂(読み)おかはるかんのんどう

日本歴史地名大系 「岡原観音堂」の解説

岡原観音堂
おかはるかんのんどう

[現在地名]岡原村宮原

宮原みやはる谷からふもと集落へ流れる奥野おくの川に沿った山麓に位置する。本尊聖観音。地元の人は宮原観音堂とよぶ。もとの寺は戦国時代頃廃絶となり、観音堂のみが残ったといわれる。相良三十三観音の二九番札所。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の岡原観音堂の言及

【岡原[村]】より

…米を中心にタバコ,イグサの栽培,メロン,スイカなどの施設園芸,畜産なども盛んである。室町時代の建築様式を残す岡原観音堂がある。【松橋 公治】。…

※「岡原観音堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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