岡和田村
おかわだむら
[現在地名]鹿島町岡和田
南東流する真野川南岸の沖積地に開け、対岸は横手村、南は大日川を境として牛河内村と接する。字窪畑(かつては久保畑と記した)に中世の相馬氏家臣岡和田氏の館跡があったが、総士禄高調の文禄二年(一五九三)の項に「廿四貫五拾五文 岡和田安房守」とある。正保郷帳では田方三二六石余・畑方一二八石余。明暦二年(一六五六)の高二二九石余(相馬藩政史)。元禄郷帳によると高一五四石余。なお元禄検地高は三六四石余、ほかに新田七石余がある(奥相志)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
Sponserd by 