岡和田村(読み)おかわだむら

日本歴史地名大系 「岡和田村」の解説

岡和田村
おかわだむら

[現在地名]鹿島町岡和田

南東流する真野まの川南岸の沖積地に開け、対岸横手よこて村、南は大日だいにち川を境として牛河内うしこうち村と接する。字窪畑くぼはた(かつては久保畑と記した)中世の相馬氏家臣岡和田氏の館跡があったが、総士禄高調の文禄二年(一五九三)の項に「廿四貫五拾五文 岡和田安房守」とある。正保郷帳では田方三二六石余・畑方一二八石余。明暦二年(一六五六)の高二二九石余(相馬藩政史)。元禄郷帳によると高一五四石余。なお元禄検地高は三六四石余、ほかに新田七石余がある(奥相志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android