岡島吉左衛門(読み)おかじま きちざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡島吉左衛門」の解説

岡島吉左衛門 おかじま-きちざえもん

?-? 江戸時代前期の浄瑠璃(じょうるり)太夫
語斎節の祖。杉山丹後掾(たんごのじょう)の門人。江戸吉原(よしわら)にすみ,丹後節と以前に流行した四郎与吉の曲節を折衷してかたった。のち語斎節,近江(おうみ)節とよばれ吉原を中心に流行した。承応(じょうおう)-寛文(1652-73)のころ活躍。別名近江大掾語斎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android