岡本 清一(読み)オカモト セイイチ

20世紀日本人名事典 「岡本 清一」の解説

岡本 清一
オカモト セイイチ

昭和・平成期の政治学者 京都精華短期大学名誉教授。



生年
明治38(1905)年4月26日

没年
平成13(2001)年1月10日

出身地
京都府京北町

学歴〔年〕
同志社大学法学部〔昭和5年〕卒

経歴
昭和22〜41年同志社大学教授、法学部長を務めた。42年京都精華短期大学設立準備委員長となり、43年同短大発足とともに学長就任、47年まで務めた。のちも人文学部教授などを務め、平成2年名誉教授となる。昭和29年「ブルジョア・デモクラシーの論理」、34年「自由の問題」、49年「企業革命論」を公刊。41年京都市長選に社会党推薦で立候補したが落選した。リベラルな政治思想で知られ、終始、推移するデモクラシー問題と取り組んだ。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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