デジタル大辞泉 「終始」の意味・読み・例文・類語 しゅう‐し【終始】 [名](スル)1 物事の始めと終わり。「終始のけじめをつける」2 同じ態度・状態・内容などが、始めから終わりまで続くこと。「自己弁護に終始する答弁」3 始めから終わりまで全部。始終。多く副詞的に用いる。「論理的に終始を貫く発言」「終始積極的に攻める」[類語](2)貫く・徹する・一貫・貫徹・通す・押し通す・押し切る・徹底・終始一貫・首尾一貫/(3)不断・日頃ひごろ・常日頃つねひごろ・常・常常・いつも・平生へいぜい・平素・日常・平常・通常・常時・常住・行住座臥ぎょうじゅうざが・常に・絶えず・始終・ずっと・日夜・夜昼・絶え間ない・明け暮れ・明けても暮れても・寝ても覚めても・朝な夕な・昼夜をおかず・昼夜を分かたず・夜を日に継ぐ・引き続き・綿綿・縷縷・続続・延延・長長・脈脈・続けざま・立て続け・ぶっ続け・連綿・次次・相次いで・じゃんじゃん・どしどし・踵きびすを接する・芋蔓式・引きも切らず・引っ切り無し・我も我も・矢継ぎ早・畳み掛ける・しょっちゅう・のべつ・ずるずるべったり・のべつ幕無し 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「終始」の意味・読み・例文・類語 しゅう‐し【終始】 〘 名詞 〙① おわりとはじめ。起点と終点。[初出の実例]「四時循環して終始あり」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)八)[その他の文献]〔易経‐乾卦〕② ( ━する ) 始めから終わりまで同じであること。態度・行動・状態などを変えないで通すこと。[初出の実例]「終始するの意也。天下を靖(しづめ)万歳まで相始終事也」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)一二)③ 始めから終わりまで全部。しじゅう。副詞的にも用いる。[初出の実例]「事の終始は夫子春秋の褒貶にあらはれたほどに」(出典:史記抄(1477)四)「凡初編より二編三編に至るまで、終始(ジウシ)審(つばら)ならざりしもの、多くはここに至って分明なり」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)拾遺)[その他の文献]〔書経‐太甲〕④ ( ━する ) 終わってまた始まること。循環して止まらないこと。[初出の実例]「度レ春度レ夏只今秋 如レ鏡如レ環本是鈎 為問未三曾告二終始一 被二浮雲掩一向レ西流」(出典:菅家後集(903頃)問秋月)[その他の文献]〔史記‐楽書〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「終始」の読み・字形・画数・意味 【終始】しゆうし はじめと、終わり。〔大学、一章〕物に本末り、事に始り。先後するを知れば、則ちにし。字通「終」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by