新撰 芸能人物事典 明治~平成 「岡田紫男」の解説 岡田 紫男オカダ ムラオ 職業能楽狂言方(大蔵流) 本名岡田 村雄 生年月日明治8年 学歴東京美術学校卒 経歴初代および2代目山本東次郎に師事する。明治33年門下となり、同年10月芝能楽堂「伯母ヶ酒」で初舞台を踏む。素人ながら技量にすぐれ、能会でも往々シテをつとめる。古銭の収集家としても知られ、蔵書家で江戸文化にも造詣が深く、自宅で一中節の稽古会を催した。雑誌「能楽」に創刊以来寄稿し、ことに40年1月から41年6月掲載の「叢柏居漫筆」は興味深い。 没年月日明治44年 1月16日 (1911年) 出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報 Sponserd by