岡豊山(読み)おこうやま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「岡豊山」の意味・わかりやすい解説

岡豊山
おこうやま

高知県中南部、南国(なんこく)市にある丘陵。標高97メートル。式内社豊岡上天(とよおかかみてん)神社のように、古くは豊岡と記したとする説もある。長宗我部(ちょうそがべ)氏代々の居城岡豊城跡(国指定史跡)があり、戦国期元親(もとちか)の時代にここを拠点土佐を統一した。詰(つめ)ノ段、二ノ段など城郭遺構も残っており、公園化されている。東部山麓(さんろく)には市町、周辺には土居(どい)集落が配されていたが、1588年(天正16)元親は近世城下町建設のため、大高坂(おおたかさ)城(高知市)に移った。

[大脇保彦]


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