南国(読み)なんごく

精選版 日本国語大辞典「南国」の解説

なん‐ごく【南国】

[1] 南方の国。また、南方の土地。南州
※経国集(827)一一・賦桃応令〈賀陽豊年〉「武陵仙蕚本紛々、南国容花未云」 〔詩経‐小雅〕
[2] 江戸、品川遊里の異称。吉原北国というのに対していう。南州。
※洒落本・契国策(1776)南方「あれは談義僧にて、南国へ度々かよふ」

なんこく【南国】

高知県中央部の地名高知平野の物部川下流域にある。古くから開発され、律令制下の土佐国国府が置かれ、奈良時代には国分寺が置かれた。県下第一の米作地帯。施設園芸酪農も行なわれる。篠原は特別天然記念物のオナガドリの飼育地。昭和三四年(一九五九市制

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デジタル大辞泉「南国」の解説

なん‐ごく【南国】

南方の国。南方の地方。南州。「南国の生まれ」
《江戸城の南にあったところから》品川遊郭の異称。新吉原の「北国」に対していう。南。南州。
[類語](暖国

なんこく【南国】

高知県中部の市。土佐湾に面する。土佐国府・国分寺跡がある。人口4.9万(2010)。

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