岡野眞治(読み)おかの まさはる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡野眞治」の解説

岡野眞治 おかの-まさはる

1926- 昭和後期-平成時代の物理学者
大正15年10月18日生まれ。昭和23年科学研究所(現・理化学研究所)に入所。のち放射線影響協会研究参与。専門は放射線研究で,マーシャル諸島ビキニ環礁での水爆実験による影響の調査,チェルノブイリでの放射線測定などにたずさわる。東日本大震災による東京電力福島第一原発事故後も福島におもむき,独自に開発した放射線計測器で測定する。昭和53年と60年科学技術庁長官賞。24年吉川英治文化賞。神奈川県出身。電波科学専門学校(現・東海大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android