岩中村(読み)いわなかむら

日本歴史地名大系 「岩中村」の解説

岩中村
いわなかむら

[現在地名]日高町岩中

宵田よいだ村の南西稲葉いなんば川の湾曲部に位置し、川を隔てて西には宵田城跡がある。江戸時代中頃までは地下じげ村とともに宵田村に含まれて高付けされ、以後も同村枝郷として扱われた。天保郷帳でも宵田村に含まれている。領主変遷は天保七年(一八三六)まで宵田村に同じ。同年幕府領となり(「御用部屋日記」など)幕末に至る。元禄八年(一六九五)の免相下作之帳(上坂家文書)によると高二一一石余。出石封内明細帳でも高二一一石余(屋敷高四石九斗余・麻畑高一石一斗余・田高一六〇石三斗余・畑高四五石余)、ほかに古新発二四石七斗余・新発六升余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む