岩倉羽根村(読み)いわくらはねむら

日本歴史地名大系 「岩倉羽根村」の解説

岩倉羽根村
いわくらはねむら

[現在地名]岩倉市稲荷いなり

北は岩倉村、東は曾野その村、南は大山寺たいさんじ村・川井かわい村、西は川井村大地だいち村に接する。天保村絵図によれば、村域の北東部を犬山いぬやま街道が通り、街道筋の西に支郷の稲荷が、村域のほぼ中央部に本郷がある。本郷の北・西・南の地域は田地帯で、その中に島畑が点在する。本郷の東は畑地帯。慶長七年(一六〇二)の伊勢太神宮御材木之帳(神明大一社蔵)に「羽年」「いなり」とあるのが初見。

成瀬隼人正の采地村。高四八九石余、田は一三町一反八畝余、畑は一九町二反二畝余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android