岩古賀村
いわこがむら
[現在地名]三潴町生岩
下小犬塚村の南、山ノ井川下流右岸にある。西は福光村、東は生津村。久留米柳川往還が通る。本高は三四二石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」によると古高二四〇石・役高三三〇石。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高三三四石。文化四年(一八〇七)の畝付帳では本田一八町七反余・開田三反余・畑二反余・居屋敷二反余。旧高旧領取調帳の高三四三石余。久留米柳川往還が山ノ井川を渡る所に位置し、対岸の土甲呂村(現大木町)字十間橋との間に土橋の十間橋が架設されていた(校訂筑後志)。文化九年十間橋下流右岸に十間橋郷場が開設された(農政農民史料集)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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