三潴町(読み)みづままち

日本歴史地名大系 「三潴町」の解説

三潴町
みづままち

面積:一六・一〇平方キロ

郡の北東部に位置し、東は筑後市、南はやま川を挟んで大木おおき町、西は城島じようじま町、北は久留米市、北西部はひろ川を挟み佐賀県三根みね町に接する。筑後川下流・広川下流左岸と山ノ井川下流右岸に挟まれた平坦地を占める。北東部は八女やめ丘陵西端部の低い洪積台地であるが、大部分はデルタ地帯でクリーク(濠)が走る。中央部を西鉄天神大牟田線が南北に通り、犬塚いぬづか駅・三潴駅がある。また東端部をJR鹿児島本線が通る。主要地方道久留米―柳川線が西鉄天神大牟田線の西側を並行して通り、東に主要地方道三潴―上陽じようよう線が分岐する。また町域南部を佐賀―八女線が東西に横断する。「和名抄」所載の三潴みぬま三潴みぬま郷に属したと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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