岩屋坊(読み)いわやぼう

日本歴史地名大系 「岩屋坊」の解説

岩屋坊
いわやぼう

[現在地名]豊前市求菩提

求菩提くぼて山中杉谷すぎだにに残る坊舎。昭和四〇年代まで末裔にあたる岩屋氏が居住していたが、その後廃屋となり、昭和四八年(一九七三)県指定有形民俗文化財となり、同五二年に保存修理が実施された。明治三年(一八七〇)には当主夫婦とその親夫婦、弟子五人が居住。家は普通の直家で屋根も四柱造、棟飾もとくにない。柱間の基本寸法は曲尺六尺六寸で、規模としてはとくに大型というほどではない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む