岩戸景清(読み)いわとのかげきよ

精選版 日本国語大辞典 「岩戸景清」の意味・読み・例文・類語

いわとのかげきよいはとのかげきよ【岩戸景清】

  1. 歌舞伎。時代物。一幕。河竹黙阿彌作。本名題難有御江戸景清(ありがたやおえどのかげきよ)」。嘉永三年(一八五〇江戸河原崎座初演。江の島岩屋に隠れて頼朝をねらう景清が、姿をあらわし、秩父重忠、和田義盛らとだんまりになる。天保改革で江戸を追放されていた市川海老蔵(七世市川団十郎)の江戸復帰を記念した作。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android