岩渡村(読み)いわわたりむら

日本歴史地名大系 「岩渡村」の解説

岩渡村
いわわたりむら

[現在地名]青森市岩渡いわたり

東は細越ほそごえ村、南は大谷おおたに村、西は津軽坂つがるさか村、北は三内さんない村に接する。

貞享四年(一六八七)検地帳を欠くが、元禄三年(一六九〇)には油川組に属し、村位は下である(平山日記)。天保郷帳に村高一一一・一石とあり、山中の村としては生産高が多い。明治初年の「新撰陸奥国誌」に「家数十二軒。山中に住し、田多く畑少し」とあり、支村の二股ふたまたは「本村の南十八丁にあり、家数三軒」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android