岩見川(読み)いわみがわ

日本歴史地名大系 「岩見川」の解説

岩見川
いわみがわ

太平たいへい山・白子しらこ(一一七九メートル)黒崎くろさき(八二一メートル)などの水を集め、河辺町を北東から南西に貫流する。上流は三内さんない川・大又おおまた川・小又こまた川に分れ、岩見三内いわみさんない野崎のざきで合流し、岩見川となる。さらに東から流れる神内じんない川、北から流れる梵字ぼんじ川を合わせて秋田市四ッ小屋よつごや雄物川に流れ入る。下流戸島としま川ともいう(秋田風土記)。全長三九・三キロ。三内川の渓谷を三内峡といい、大又川・小又川合流後の渓谷を岨谷そうや峡という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android