日本歴史地名大系 「河辺町」の解説 河辺町かわべまち 秋田県:河辺郡河辺町面積:三〇二・〇八平方キロ北は北秋田郡阿仁(あに)町・上小阿仁(かみこあに)村、東は仙北(せんぼく)郡西木村、南は仙北郡協和町・河辺郡雄和(ゆうわ)町、北西一帯は秋田市に接する。北から東にかけて、太平(たいへい)山を主峰とする一〇〇〇メートル級の山々が連なり、平地は岩見(いわみ)川の沿岸に広がる。河岸段丘も発達し、大張野(おおばりの)台・椿(つばき)台は代表的なものである。水田もあるが、大半は畑である。集落は平地に多く、南部の村々は旧羽州街道によって結ばれ、国鉄奥羽本線もこれに平行する。北部の岩見三内(いわみさんない)地区は藩政期から西の太平地区(現秋田市太平)の村々と関係が深く、同地区を通して城下町久保田(くぼた)と結ばれていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by