岸井村(読み)きしいむら

日本歴史地名大系 「岸井村」の解説

岸井村
きしいむら

[現在地名]豊前市岸井

塔田とうだ村の東、堀立ほりたて村の南、岩岳いわたけ川中流域に位置する。中津街道(宇佐勅使街道・上往還)が通る。江戸時代の領主変遷今市いまいち村に同じ。元和八年人畜改帳に村名がみえ給人分、家数一五・人数三四(うち百姓四・名子三)、牛三・馬三。延享三年(一七四六)の御案内覚帳(稲葉文書)では高四四八石余、免五ツ九分二厘、春免一分五厘、竈数四九、家数六二・人数二二三、牛一九・馬二。天保五年(一八三四)の郷村高帳(小笠原文庫文書)には村名がみえない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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