岸水村(読み)きしみずむら

日本歴史地名大系 「岸水村」の解説

岸水村
きしみずむら

[現在地名]福井市岸水町

九頭竜くずりゆう川下流域の左岸にあって、丹生山地とに挟まれた狭小な村で、南は四十谷しじゆうたに村と接する。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図に村名がみえ、高三九・二〇六石。正保二年(一六四五)福井藩領から吉江藩領となり、延宝二年(一六七四)再び福井藩領となった。正保郷帳によると田方二石余・畠方三六石余で村高の約九割が畠。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android