日本歴史地名大系 「岸河内村」の解説 岸河内村きしがわちむら 大分県:佐伯市岸河内村[現在地名]佐伯市長谷(はせ) 岸河内城(じよう)村の南西、大越(おおこえ)川中流左岸に位置。天正一四年(一五八六)一一月四日、栂牟礼(とがむれ)城を攻める島津軍が岸河内に火をかけ堅田(かたた)に進軍した。佐伯惟定は堅田口・岸河内に兵を派遣しこれを追った(大友家文書録)。正保郷帳に村名がみえ、田高一五四石余・畑高一二八石余、堅田(かたた)郷に属した。その後の郷帳類では堅田村に含まれている。元禄見稲簿でも同村のうちで無高。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by