峠茶屋(読み)とうげちやや

日本歴史地名大系 「峠茶屋」の解説

峠茶屋
とうげちやや

[現在地名]富山市茶屋町ちややまち

呉羽くれは山の峠越えの地で、婦負郡に属する。北陸街道(巡見使道)に沿い、峠(安養坊坂)を東側へ下ると五福ごふく村、峠の西側は中茶屋なかちやや。中茶屋・追分茶屋おいわけちややとともに三茶屋さんちややとよばれた。寛保三年(一七四三)の峠茶屋肝煎喜兵衛・組合頭清左衛門の拝領山由来覚書(「御用留帳」内山家文書)によると、寛永一〇年(一六三三)清左衛門が一町四方の山を拝領し家立てを許されたのが初めで、続いて左五右衛門・安右衛門・三九郎が家立てした。その後本家四軒から別家し、喜兵衛・五右衛門・庄兵衛・善七・吉右衛門が家立てし、都合九軒が峠の街道沿いに並んだ。

元禄一一年(一六九八)の富山藩領郷村高辻帳によると、五福村の枝村新田として西一五町にあり、高七石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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