峰ノ上村(読み)みねのうえむら

日本歴史地名大系 「峰ノ上村」の解説

峰ノ上村
みねのうえむら

[現在地名]窪川町峰ノ上

金上野きんじようの村の南にあり、東に五在所ございしよの峰を望む。村内を中村街道が通る。南は幡多はたいち(現佐賀町)。「仁井田郷談」(「南路志」所収)によると、古くは仁井田にいだ庄窪川郷一三村の一であった。天正一七年(一五八九)の仁井田之郷地検帳には「嶺之上之村」とみえ、地積七町九反余、ヤシキ九筆で窪川分。元禄地払帳では総地高九八石余。このうち本田高は七九石余で山内常之介知行、新田高は一八石余で同人の知行・役知。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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