島尻方西海道・島尻方東海道
しまじりほうさいかいどう・しまじりほうとうかいどう
首里城(王城)から沖縄島南部の具志上間切に至る近世初期にみえる主要な街道。島尻方西海道は西海岸沿いの真和志・豊見城・兼城・島尻大里(高嶺)・真賀比(真壁)・喜屋武・摩文仁の各間切を通過して具志上(具志頭)間切に至り、島尻方東海道は東海岸沿いに南風原・島添大里(大里)・佐敷・知念・玉城の各間切を通過して具志上間切に至り、島尻方西海道とつながる。正保国絵図には道筋が朱で記され、一里山が描かれている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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