島山(読み)しまやま

精選版 日本国語大辞典 「島山」の意味・読み・例文・類語

しま‐やま【島山】

〘名〙
① 島の中にある山。山の形をしている島。また、川水などにかこまれて島のように見える山。
万葉(8C後)三・三二二「皇神祖(すめろき)の 神の命(みこと)の 敷きいます 国のことごと 湯はしも 多(さは)にあれども 島山(しまやま)の よろしき国と」
庭園の池の中につくった島の山。
※万葉(8C後)一九・四二六六「豊の宴(あかり)(め)す今日の日は もののふの 八十伴(やそとも)の男の 島山(しまやま)に あかる橘 髻華(うず)に刺し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「島山」の意味・読み・例文・類語

しま‐やま【島山】

島にある山。全体が山である島。また、川の中の島のように見える山。
庭園の池の中につくった、山の形をした島。築山

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「島山」の意味・わかりやすい解説

島山【しまやま】

インゼルベルク

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android