島広山(読み)シマヒロヤマ

関連語 将門記 一言

精選版 日本国語大辞典 「島広山」の意味・読み・例文・類語

しまひろ‐やま【島広山】

  1. 平将門(たいらのまさかど)が挙兵後敗れて身をかくし、討たれた地。茨城県南西部の坂東市国王神社付近と伝えられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「島広山」の解説

島広山
しまひろやま

国王こくおう神社の南南東一言ひとこと神社との間に位置する台地。土地の人は「島の広山」「島広原」ともよぶ。島広山は「扶桑略記」天慶三年(九四〇)二月条に「同一三日、貞盛秀郷等至下総国、征襲将門、然将門率兵隠嶋広山」、「将門純友東西軍記」に「下総国ニイタリ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android