崇重(読み)すうちょう

精選版 日本国語大辞典 「崇重」の意味・読み・例文・類語

すう‐ちょう【崇重】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 尊び重んじること。敬って大事にすること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「猥以之身、謬承崇重之寄」(出典本朝文粋(1060頃)四・為貞信公辞摂政第一表〈大江朝綱〉)
    2. 「普ねく人に崇重せらるるに至れり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)
    3. [その他の文献]〔桓温‐薦譙元彦表〕

そう‐ちょう【崇重】

  1. 〘 名詞 〙 大切なものとしてとうとぶこと。尊重すること。
    1. [初出の実例]「忝く臣等が曩祖をおもへば、本願の余裔といっつべし。彌崇重すべし」(出典:平家物語(13C前)七)
    2. [その他の文献]〔桓温‐薦譙元彦表〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「崇重」の読み・字形・画数・意味

【崇重】すうちよう

尊重する。

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