崎頂層(読み)チーティンそう

最新 地学事典 「崎頂層」の解説

チーティンそう
崎頂層

Chiting Formation

台南市南東部の左鎮区と新化区の丘陵を中心に分布する下部~中部更新統で,海成の泥岩砂岩からなる。層厚は1,800m以上。台湾の陸上で最も重要な哺乳類化石産出層。下位から岡子林(Kangtzulin)部層・過嶺(Kuoling)部層・大坑尾(Takengwei)部層に3分される。超微化石や古地磁気の研究から,岡子林部層は更新世前期の後期,上位の2部層は更新世中期のものと考えられる。哺乳類化石は更新世中期の層準から産出しており,左鎮区の菜寮はそのような化石の産地として古くから有名。化石には霊長目・齧歯げつし目・長鼻目・奇蹄目・偶蹄目のものがある。崎頂層全体からは,それ以外に有孔虫類・サンゴ類・貝類などの多様な化石が産出。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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