崖路(読み)ホキジ

デジタル大辞泉 「崖路」の意味・読み・例文・類語

ほき‐じ〔‐ぢ〕【崖路】

山腹などの険しい所にある道。がけ道。
吉野山―づたひに尋ね入りて花見し春はひと昔かも」〈山家集・上〉

がけ‐じ〔‐ぢ〕【崖路】

がけのふちの、険しい山道。がけみち。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「崖路」の意味・読み・例文・類語

がけ‐じ‥ぢ【崖路】

  1. 〘 名詞 〙がけみち(崖道)
    1. [初出の実例]「朝まだきより山ふかくわけ入て、谷を渡りかけぢをつたひ」(出典:咄本・狂歌咄(1672)五)

ほき‐じ‥ぢ【崖路】

  1. 〘 名詞 〙 山腹の険しい道。がけみち。ほきみち。ほけじ。
    1. [初出の実例]「吉野山ほきぢづたひに尋ね入りて花見し春は一むかしかも」(出典:山家集(12C後)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む