嶋田新田村(読み)しまだしんでんむら

日本歴史地名大系 「嶋田新田村」の解説

嶋田新田村
しまだしんでんむら

[現在地名]羽後町嶋田新田

西馬音内にしもない川の下流左岸、雄物川との合流点近くに位置し、西は高尾田たこおだ村、南は下郡山しもこおりやま村・足田たらだ村と接する。

元禄一五年(一七〇二)の出羽国秋田領変地其外相改候目録(県立秋田図書館蔵)に「新田村ニ御座候、此度相改新御絵図ニ相記」とあり、足田堰によって開発された新田村と伝える。

宝永二年(一七〇五)の雄勝郡村々御黒印高牒(秋田県庁蔵)では嶋田村とあり、高はすべて新田で二四七石四斗八升(当高一八四石九斗六升五合)。享保八年(一七二三)の雄勝郡郡村本村支村御高共調帳(秋田県庁蔵)では当高二〇〇石一斗三升五合で、家数は三三軒。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android