嶋谷自然(読み)シマヤ シゼン

20世紀日本人名事典 「嶋谷自然」の解説

嶋谷 自然
シマヤ シゼン

昭和・平成期の日本画家 一丘会主宰;名古屋芸術大学名誉教授。



生年
明治37(1904)年3月19日

没年
平成5(1993)年8月13日

出生地
三重県鳥羽市坂手島

本名
嶋谷 藤四郎

学歴〔年〕
高小卒

主な受賞名〔年〕
日展白寿賞〔昭和25年〕,朝倉賞〔昭和26年〕,中日文化賞〔昭和48年〕,東海テレビ賞〔昭和53年〕,日展文部大臣賞〔昭和54年〕,勲四等瑞宝章〔昭和55年〕

経歴
大正7年上京、矢沢弦月師事。昭和4年帝展に初入選し、16年西山翠璋に師事。青甲社同人を経て、30年日展審査員、33年日展会員、のち参与となる。45年より名古屋芸大学教授を務めた。海や山を描く風景画を得意とし、20年代には、風景画に一時代を画したと絶賛された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嶋谷自然」の解説

嶋谷自然 しまや-しぜん

1904-1993 昭和-平成時代の日本画家。
明治37年3月19日生まれ。矢沢弦月にまなび,昭和4年帝展で「網小屋」が初入選。15年西山翠嶂(すいしょう)に入門。日展で25年「緑影」,26年「丘」が連続特選,54年「湖心」が文部大臣賞。日展審査員。45年名古屋芸大教授。平成5年8月13日死去。89歳。三重県出身。本名は藤四郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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