日本歴史地名大系 「嶽古墳」の解説 嶽古墳だけこふん 鳥取県:八頭郡河原町曳田村嶽古墳[現在地名]河原町曳田曳田(ひけた)川の下流域左岸に接する山丘(簗瀬山)の先端部に築造された前方後円墳。北麓に大国主命の神話に登場する八上比売を祀る売沼(めぬま)神社があり、嶽古墳は八上比売の墓と伝えられる。当郡域では当古墳を含め八基の前方後円墳が確認されているが、そのなかで最大規模を誇る。東西に延びる山上に築造されている関係から主軸を東西にとり、前方部を東におく。全長五〇メートル、後円部直径二五・八メートルの規模は、因幡地方でも大規模クラスの古墳に入る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by