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巌上(読み)がんじょう

精選版 日本国語大辞典 「巌上」の意味・読み・例文・類語

がん‐じょう‥ジャウ【岩上・巖上】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「がんしょう」 ) 岩の上。いわおの上。
    1. [初出の実例]「吾亦偏懐巖上寺、松根雨足茯苓肥」(出典:蕉堅藁(1403)送勝侍者之四州)
    2. 「岩上の院々扉を閉て物の音きこえず」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)立石寺)
    3. [その他の文献]〔陶弘景‐尋山誌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「巌上」の読み・字形・画数・意味

【巌上】がんじよう(じやう)

大きな巌の上。梁・陶弘景〔山を尋ぬる誌〕髮を散じ帶を解き、巖上に盤旋す。心容曠にして、氣宇暢なり。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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