巌稜(読み)がんりょう

精選版 日本国語大辞典 「巌稜」の意味・読み・例文・類語

がん‐りょう【岩稜・巖稜】

  1. 〘 名詞 〙 岩のかど。また、岩石の露出した山の尾根
    1. [初出の実例]「縋藤攀蔓上巖稜、朝露未乾苔似蒸、脆滑新抽三四箇、一声大呼我先登」(出典:詩聖堂百絶(1800)蕈)
    2. 「寒月洗ふが如く、清輝の峰々の岩稜にかがやきたるは」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔斉己‐寄双泉大師師兄詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「巌稜」の読み・字形・画数・意味

【巌稜】がんりよう

巌角

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